ダイエットしても痩せないのは「新型栄養失調」のせい?太りやすい理由

「ダイエットしているのに、何をしても体重が減らない!」

40代にもなればよくある悩みですが、その原因は食生活かもしれません。

極端な食事制限や偏った献立では「新型栄養失調」を引き起こします。

「新型栄養失調」とは、食べているつもりなのに特定の栄養素が足りていない状態です。

栄養バランスが整っていないと、なかなか理想の体に近づけません。

今回はダイエットしても痩せないあなたのために、効果が出ない理由を紹介します。

目次

理由1.タンパク質不足で筋肉量が減っている

肉や魚など主食を減らすと十分なタンパク質を摂取できません。

40歳女性の推奨量は1日50g。ささみなら3~4本200gです。

バランスを考えずにただ食べる量を減らしてしまうとタンパク質が不足し、筋肉量が低下します。

筋肉がないため活動時のエネルギー消費量や基礎代謝量が減り、太りやすい体になります

体重を落とせても、筋肉量が少ないためにたるんだ体に見えてしまうことも…。

タンパク質を補って、筋肉量が多くて痩せやすい体に変えていきましょう。

理由2.ビタミン不足で脂肪燃焼の効率が悪い

麺類や丼といった単品で食事をササッと済ませていませんか?

野菜の適正量は1日350g、野菜不足が続くとダイエットの効果が薄れる可能性があります。

ビタミンは理想の体を実現するために積極的に取りたい栄養素。

特にビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12は重要。

ビタミンB群は糖質・タンパク質をエネルギーに変え、脂肪の燃焼を促します。

ビタミンB群が足りないと糖質やタンパク質・脂肪を溜め込んでしまい、ぷくぷくした体になってしまうのです。

理由3.鉄分不足で基礎代謝量が落ちる

このような症状が出ているなら、貧血かもしれません。

  • 冷えやすい
  • 疲れやすい
  • 顔色が悪い
  • 息切れする

もともと鉄分の吸収率は悪く、普段の生活で不足しがちな栄養素です。

さらに女性は月経・妊娠・授乳によって貧血になりやすいので要注意。

貧血は日常生活に支障が出るだけでなく、実はダイエットの敵でもあります。

貧血とは血液の成分である「ヘモグロビン」が減少し、全身に酸素や栄養が行き渡りにくい状態

筋肉や内臓の働きが弱くなり、基礎代謝量を低下させてしまいます。

基礎代謝が落ちるということは、若い頃と同じ食事でも太りやすくなっているということです。

まとめ:ダイエットの効果が出ないのは「新型栄養失調」かも?

今回はダイエットしても痩せないあなたのために、効果が出ない理由を紹介しました。

  • 理由1.タンパク質不足で筋肉量が減っている
  • 理由2.ビタミン不足で脂肪燃焼の効率が悪い
  • 理由3.鉄分不足で基礎代謝量が落ちる

「新型栄養失調」を引き起こすと、結果的に痩せにくく太りやすい体になってしまいます。

栄養バランスの整った食事に切り替えて、ダイエットを成功させましょう。

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この記事を書いた人

三度の飯よりお酒が好き。
美味しい外食とお酒をこよなく愛する主婦、あきです。数年前までは六本木、麻布、新宿2丁目、新大久保の韓国バーと時間を忘れて飲み歩き、締めのラーメンまで丁寧に楽しんでいました。そんな遊び人の私が、流行り病のお陰で、家族の健康を守るため、まわりも驚く真人間に生まれ変わりました。自分でも驚く私自身の変化こそが、ご紹介したい「抗酸化力」の証明です。

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